飲食店経営されている方からよく聞く言葉、
「ニッパチ」。
2月と8月で「ニッパチ」と呼ばれていて、
飲食店の閑散期を指すんだそう。
2月は、年末年始の出費の反動と寒い気候のせい。
8月は、お盆の帰省で人が動いてしまうからだとか。
特に2月は、その前月の1月も
閑散期となる飲食店が多いんだとかなんだとか…。
Fountain Mountain はとくに「ニッパチ」の閑散期なんて
気にしていなかったものの、
昨年末に借りた広い広~い駐車場に
大量の車が停まっているのを久々に見てビックリ。

↑写真に写っていない部分にもビッチリ車が停まっていたんですよ。どうした Fountain Mountain。
そう、この日(1月28日)は
『糸かけ曼荼羅』のワークショップの日だったんです。

糸かけ曼荼羅とは、
円状に釘を打った木板に、
素数を使って糸を規則正くかけていくことで
生み出される立体模様のアート。
素数 ??
立体模様 ??
参加者の皆さんの頭に「??」が並んでいるところで、
講師の龍石 修さんから丁寧なレクチャー。

↑作り方はもちろん、曼荼羅のルーツや楽しみ方なんかも解説していただきました。
レクチャーはほんの10分程度。
皆さん飲み込みが早い…。
龍石さんのレクチャーのおかげで、
あっという間に理解されていましたよ。
木板に糸、鉛筆と紙を受け取ってから
皆さん作業しやすい席に移動。

完成まで約4時間…。
糸かけ曼荼羅づくりスタート◎
慣れないうちは、
スマホの計算機や紙とペンでの筆算で素数を算出。
慣れてしまえば
初めだけ計算して、あとは規則性を見つけてスイスイ糸が掛けられるんです。

今回のワークショップの参加者は16名。
16名が思いおもいの場所に座って作業しているけれど、
講師の龍石さんが時折様子を見に来てくれるので安心。
(龍石さんはずーーっと歩きっぱなしの立ちっぱなしでしたが…)
———
約4時間の長丁場はかなり辛いのでは…? と
不安でしたが、
みなさん「集中が心地よかった」とハツラツとされていましたよ。
木板を購入して「家でも作ってみます!」なんていう
参加者さんも…!

↑4時間カウンター席に座りっぱなしだったお洒落カップルさん。腰は大丈夫でしたか…?
有田の2月はとっても寒いけれど、
ストーブが灯る暖かい店内で皆さま、とっても楽しんでいただけたようで
本当に嬉しい限りです。
ご参加くださった皆さま、糸島からはるばるお越しいただいた講師の龍石さん、
本当にありがとうございました!
Fountain Mountain では、春に向けて様々なイベントを開催予定です。
今後の告知をお楽しみに!

↑講師の龍石さんは実はひょうたんアートの作家さん。とっても繊細で美しい作品でしたよ。