Fountain Mountain も、
オープンしてそろそろ2年になろうとしているんですね。
厳密に言うと、現在 1年と10カ月ですか。
というわけで、先日 Fountain Mountain として 2度目の梅雨を迎えたワケです。
そして、やっぱり思ったこと。
“ 有田の梅雨は体調を崩す ”
もちろん、日本全国ジメジメしてるはずなんですが
九州の梅雨って特に不快指数が高い気がするんです。

↑ザンザンに降る大粒の雨。店舗は古い日本家屋なこともあって、湿気がすごいんです。
“ 体調を崩してる場合じゃない。来たる九州の過酷な夏に向けて英気を養いたい ”
そんな個人的な思いをキッカケにして開催したのが、
6月24日(日)のワークショップ「漢方と薬膳」。
“ 興味はあるけど何からはじめていいか分からない ” とか
“ なんだか難しそう ” という、
初心者の方に向けた講座にしようと思ったんですが、
やっぱり興味ある方が多いんですね。
ご予約がタタタッと埋まっていき、キャンセル待ちのご予約までいただきました。
講師をお願いしたのは、福岡市内でご活躍されている 彌永清子(イヨナガキヨコ)先生。
彌永先生には、この時期ならではの不調を克服すべく、
「水はけの良い体で夏を迎える」をテーマにしてくださいました。

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6月24日(日)「漢方と薬膳」ワークショップ当日。
見たこともない色とりどりの漢方が机に並び、参加される皆さまを迎える準備は万端。

↑これだけじゃないですよ。机の奥にはまだまだたくさんの漢方がスタンバイ。
本当にたくさんの種類の漢方を持って来ていただきました。
そしてそして、珍しいことにキッチンもとっても賑やか。
というのも、
基本的に「漢方と薬膳」について学ぼうとすると、どうしても座学ばかりになってしまうのですが
彌永先生の場合は、座学を中心にしながら
「美味しい薬膳料理を思いっきり味わえる」という豪快さが特長。
キッチンの壁にペタっと貼られた今回の薬膳料理とデザート。
勝手に持っていた薬膳料理のイメージを裏切る、
“ 色鮮やかで季節感があってボリューム満点 ” そして、、 とっても美味しそう…!!!

↑これが食べれるんですか!? と思わず二度聞き。
上は小豆の薬膳デザート。下はスペアリブと季節野菜の薬膳スープ。
ガスコンロでは大ぶりの骨つきスペアリブがコトコトと煮込まれているので、
キッチンはお腹が空いちゃう良い香りで充満◎
そんなこんなで準備は万端、11時には第一部がスタート。

まずは、座学で漢方と薬膳の基本を学ぶのですが、これもまた面白いんです。
自分の体質を「気が不足」「気の巡り不足」「水を溜め込む」「血が不足」など
タイプ別に診断し、
日常感じている体の不調を、漢方と薬膳の立場から分析してくださいます。
今が特別不調を感じやすい季節っていうのももちろんありますが、
女性特有の心身の不調ってありますもんね…。
参加者の皆さまからたくさんの質問が飛んで、とっても賑やかでした。
そして、自分の体質を分析したところでつくるのが
「自分の体質に合わせたブレンドでつくる 薬膳スープの素」 。

↑自分の体質に合わせた完歩をセレクトし、小分け袋に詰めていきます。
楽しいですよね~。キャッキャと歓声が上がっていました。
自分の体質に合った漢方をブレンドすることも大事なんですが、
漢方同士にも相性というものがあって、
なんでもかんでも盛り沢山に入れれば良いっていうものでもないんです。
先生に相談しながら試行錯誤して作った漢方スープの素は、お持ち帰り用。
煮出し方を教えてもらえるので、おうちで作ってご家族でどうぞ。

来ましたっっ !
「スペアリブと季節野菜の薬膳スープ」そして「小豆の薬膳デザート」。
これがもう、見た目通り絶品◎
先ほど作った漢方スープの素をベースに作られていますからね。
持ち帰っていただいた先ほどのスープの素を煮出し、
具を用意するだけでこんな豪華な薬膳スープになっちゃうんです。
2時間の予定でのワークショップでしたが、
本当に時間いっぱい、皆さまみっちり学ばれていました◎
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こちらの「漢方と薬膳」ワークショップ、次回は今年の冬に開催予定です。
今回、定員オーバーでご予約をお受けできなかった方も次回はぜひご参加くださいね。
Instagram と Facebookにて告知をいたしますので、
もうしばらくお待ちくださいませ。